スパゲッティ食べて!
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2017.6.4
【花澤香菜】6月7日放送「Rの法則」にゲスト出演。予告動画が公開中!下野紘、釘宮理恵、原えりこらもVTR出演! | 声優メモ帳
http://blog.livedoor.jp/seiyumemo/archives/9574571.html
■6月7日放送の「Rの法則」は声優スペシャル
スタジオゲストに花澤香菜。VTRには下野紘、釘宮理恵、原えりこが出演。
↓書き起こし、キャプチャー画像。
人気声優 花澤香菜さんと楽しむ
Rの法則 声優スペシャル!!
スタジオには花澤香菜が出演。
R'sメンバー
「花澤さんのすごいところって色んな役をやるんですよ。おしとやかな可愛い女の子も、かっこいい女の声もやって」
R'sメンバー
「女子にとって憧れの声ナンバーワンだと思うんですよ」
山口達也
「今日ここの現場来るときもうちのマネージャーも“今日花澤さんっすね”」
一同
「(笑)」
■海外ドラマ「ゲームシェイカーズ」のアフレコ現場を取材
海外ドラマ「ゲームシェイカーズ」のメインキャストは超人気声優のこの3人。
ケンジー役の釘宮理恵さん。
ハドソン役の下野紘さん。
主人公ベイブ役の花澤香菜さん。
アフレコ現場を直撃!
花澤さん演じるのは……押しが強くてとってもパワフルな女の子。
花澤香菜
「ここまで思っていることとか、相手に気を使わずに喋る女の子ってなかなかやったことがなかった」
台本を見せてもらうと……。
R'sメンバー
「ここの“早く!!”ってどういう意味なんですか?」
花澤香菜
「“スパゲッティ食べて”っていうセリフがあるんですけどこれを言うときに、早くスパゲッティ食べてっていう気持ちで言いたくて」
吹き替えテク その1
台本に気持ちを書き込む
英語では“早く”とあるが、日本語のセリフにはない。
そこでセリフに急かす気持ちを込めるために“早く!!”と書き込みをしたんだ。
花澤香菜
「スパゲッティ食べて!」
短いセリフにも感情を盛り込むワザ
吹き替えテク その2
表情で演じる
ベイブ役で多いのが叫び声。
花澤香菜
「叫びにもシチュエーションごとに色々あって、一定じゃないじゃないですか。だからベイブと同じ表情をしたりとか。声で何かを変えようというよりかは表情で変えている感じ」
表情を合わせ役になりきることで叫ぶ時の感情を演じ分けるワザ。
ここでハドソン役の下野紘さんが登場。
R'sメンバー(がいせん)も吹き替えに挑戦。
(なんという棒読み、尺余り……)
2人からアドバイス!
下野紘
「めっちゃテンション高いから。自分の中でテンション高くやってみる」
ポイントは、俳優の動きをよく観察してリズムやテンションを合わせること。身振り手振りも付けて真似ると合わせやすいんだそう。
花澤香菜
「丸で切っちゃっていいかも」
花澤さんがセリフの途中で間を取るべき所に印を付けてくれた。これでセリフが先走るのをストップ!
(香菜ちゃんが軽くお手本を披露。上手い)
タイミングもノリもよくなった!
身振り手振りが加わりセリフのスピードやテンションがよくなった!
花澤香菜
「可愛らしいトリプルG(笑)」
下野紘
「ちょっとセクシーだった(笑)」
スタジオでもアフレコに挑戦。
演じるのは教室でゲームの紹介をする場面。
花澤さんのお手本。
一同
「すごい!」
(本当にすごい)
花澤香菜
「けっこう大きい声を出さないと、向こうの人に伝えているように聞こえないですよね」
(おかずクラブのゆいPさんが意外と上手かった)
■R'sメンバーが声優養成所に潜入!声優の基礎を学ぶ
山口達也
「花澤さんはオーディションとかなくて?」
花澤香菜
「いやいや、オーディションします。ほぼ毎回」
山口達也
「花澤さんでも決まらないこともある?」
花澤香菜
「宝くじに当たるくらいの気持ち。けっこうオーディションって新人からベテランの人まで色んな人が受けている。逆に言うとそれだけチャンスがあるので」
■新海誠監督が花澤香菜を語る
新海誠監督作品 映画「言の葉の庭」
花澤香菜さんはヒロイン「ユキノ」役を演じた。
花澤さんはオーディションでヒロイン役を勝ち取った。その時の様子をこの方に聞いた。
新海誠
「花澤さんと会って思ったのは……」
花澤香菜
「おぉう!びっくりした」
新海誠
「すごく透明感のあるお綺麗な人なんですけど、でも23歳にしては大人びているなと感じたのと。あとはなにか疲れていますか?みたいな感じがあったんです(笑)」
この作品で花澤さんが演じたヒロイン ユキノは、社会生活に疲れた27歳の女性教師という設定。
当時23歳だった花澤さんはオーディションでどのように演じたのか。
新海誠
「彼女が実際に疲れていたのか。あるいはユキノという役をやるために彼女がそういうものをまとってきてくれたのか。疲れている27歳の社会人の女性だって、実際にお声を聞いたときに思えたんです。ユキノってこういう女性だったんだ、こういう大人だったんだということを僕が分かっていなかったところまで、彼女の声を通すと肉体なり魂がキャラクターに宿るような感覚があったんですね」
ユキノ役を通して感じた花澤さんの魅力とは?
新海誠
「彼女がずっと俳優、声優をやってきた苦しさみたいなものも全部その声の裏側に隠されているような気がするんですよね。ちょっと聞く人の胸を苦しくするような声だと思うんです。どんな明るい芝居をしていても、彼女の切実さみたいなものが声の裏側に張り付いている気がして、それがアニメという二次元の平面のキャラクターに厚みを与えてくれると思うんですよね」
花澤香菜
「これ全然知らなくて」
山口達也
「聞かされてなかった」
花澤香菜
「あの……Rの法則出られてよかったです私(笑)ありがとうございます(笑)」
おかずクラブ オカリナ(?)
「ちょっと泣きそうでしたね」
花澤香菜
「本当に(笑)」
山口達也
「役作りとかありますか?」
花澤香菜
「言の葉の庭は実際にあった公園が舞台になっていて、そこに何回か行って歩きながらこの人は何考えていたのかなとか」
精神的に揺れ動く女性を演じるためアフレコの際ある工夫をしたそう
花澤香菜
「比喩表現で人生のいろんなことがうまくいかないというのを、うまく歩けなくなったって表現している部分があって。なので自分が履いている靴を入れ替えて履いて。それは前に靴下とか左右間違えて履いただけで体の感覚違わない?みたいな。それを思い出してこれはマッチするなと思って靴を逆に履いてやってみて」
■歌手活動を取材。「ざらざら」をスタジオで披露
今日のゲスト花澤香菜さん、声優以外にも声を使ったお仕事をしている……そう歌手活動。これまで4枚のアルバムをリリース。なんと武道館ライブも。
本番前に歌手としてステージに立つ気持ちを聞いてみた。
花澤香菜
「声優のお仕事のときは仕事モードになるんですけど。音楽の仕事は自分として皆の前に立っていて、しかも音楽すごく楽しいものじゃないですか。仕事だっていう感じがしてなくて自分の中で。なのでワクワクした感じ」
いよいよ本番。花澤さん緊張というよりなんだか楽しそう。
ステージ上の花澤さんは元気いっぱい。パワフルにそしてしっとりと。澄んだ歌声が会場を包んでいく。
「ざらざら」を披露。
■エンディング
くぎゅ最後だけかよw
アフレコの様子を見るとやっぱり声優ってすごいなって思った。
見逃した方は録画した友だちに見せてもらいましょう。見て損はない内容です。
Rの法則は人気回の再放送を高確率でするので、再放送にも期待しましょう。
※追記。6月18日15:10より再放送されます。
Opportunity(初回生産限定盤) (Blu-ray Disc付) 花澤香菜 アニプレックス |